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信州大学70周年記念?工学部創立70周年のメモリアルイヤーである本年、記念事業の一環として講義棟中庭の整備を行い、記念植樹を令和元年6月5日(水)に実施しました。

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全国植樹祭と信州大学工学部

平成28年6月5日に第67回全国植樹祭が長野市のエムウェーブを主会場として開催され、天皇皇后両陛下(当時。現上皇?上皇両后陛下)が長野市を訪れました。
同日、両陛下は信州大学工学部を視察され、最先端の環境配慮技術により設計された「信州大学国際科学イノベーションセンター」と国のプロジェクトとして産学官で世界の水問題の解決に取り組んでいる「アクア?イノベーション拠点」を視察されました。
天皇?皇后両陛下が信州大学を訪問されるのは信州大学の長い歴史の中でも初めてです。

全国植樹祭の式典において両陛下は長野県の歴史?文化に関わりのある樹種の中からお手植えとお種播きをされました。
お種播きされたものがその後、長野県が管理?育成し苗木となり、その中からシラカバとナナカマドが信州大学工学部へ寄贈されました。

講義棟中庭の整備

講義棟北側の中庭に芝生を植え、学生が行き交い?仲間と楽しく立ち話ができるように整備をおこないました。

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 工学部講義棟北中庭イメージ

工学部記念植樹当日の様子

令和元年6月5日(水)快晴の中庭で記念植樹を行いました。
記念植樹には天野良彦工学部長をはじめ、両陛下が視察された際にご案内役として説明された半田志郎副学長、遠藤守信特別特任教授及び山本博章、佐藤敏郎両評議員が参加しました。多くの教職員、学生等が見守る中、参列者全員による掛け声とともに植樹者がスコップで記念樹に土掛けを行いました。

  


記念碑のプレート等は工学部技術部(加工技術センター)の製作によるものであり、日頃の業務で培った技能の成果の一旦を知ることができます。
  

整備した講義棟中庭へはそのほかに皇后陛下(現上皇后陛下)にゆかりの深い「ニレの木」、「タラヨウ」および個人から寄贈のあった「紅しだれ桜」が同時に植えられました。
両陛下の信州大学ご訪問を記念し平成28年11月に正門近く植樹された樹木(タカトウコヒガンザクラ、ヒノキ、ウラジロモミ、コウヤマキ、シナノキ、ミズメ)とともに今後キャンパスのシンボルとして大切に育てていきたいと思います。


なお、講義棟中庭の環境整備は工学部創立70周年記念事業で共催をいただいている信州大学工学部同窓会、一般財団法人信州大学工学部若里会、信州大学工学部後援会のご寄附により整備いたしました。ここに厚く御礼申し上げます。

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