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令和元年度信州大学東京同窓会(R2年2月8日)が開催されました。

 信州大学東京同窓会が令和2年2月8日(土)に、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて開催されました。本会は総会と懇親会の二部制で、140名を超える多くの信大出身者が集いました。

【第一部】
 第一部では、日本山岳会元常務理事 神長幹雄氏(人文学部経済学科昭和50年卒)より「松本から辺境の地へ―『山と人と本と』編集の現場から学んだこと」というタイトルで講演が行われました。山と渓谷社において、月刊「山と渓谷」編集長、その後編集部長を務められ、多数の山岳図書の編集を担当。山が最も輝やいていた時代を振返り、植村直己氏、長谷川恒男氏、星野道夫氏、山田昇氏、河野兵市氏、小西政継氏の6人の冒険者の実績を現地に訪ねた旅を紐解いて紹介くださいました。最近のアラスカ、グリーンランド、ヒマラヤ、カラコルムなどの辺境の地と、そこに暮らす人々の自然への深い思いと多様性、人と人との出会いがいかに大切かを、6人の冒険者と現地の人々の関わりを神長さんの旅のお話を通して学ばせていただきました。
DSC_6196.JPG講演される神長幹雄氏


 次いで、濱田州博学長より、冒頭で、信州大学創立70周年記念事業実施にあたってのご協力とご寄附に対する謝辞が述べられ、「信州大学の未来を考える」というタイトルでプレゼンテーションがありました。続いて、2019年6月発表の信州大学長期ビジョンVISION2030の制定と制定の背景にある、SDGs(持続可能な開発目標)と本学の取組「教育学部のESD(持続可能な開発のための教育)普及や実践に対する取組」「全学横断特別教育プログラム:環境マインド実践人材養成コース」「世界の豊かな生活環境と地球規模の持続可能性に貢献するアクア?イノベーション拠点COI STREAM(革新的イノベーション創出プログラム」などの紹介があり、文部科学省の国立大学改革方針から考える、本学が取り組むべき方向性や課題の把握と解決に向けた施策についての説明があり、自己財源の増加に向けてなお一層、企業の皆様や卒業生の皆様からの継続的なご支援を賜りたいとのお願いがありました。その後は活発な意見交換がありました。
DSC_6265.JPG大学の近況報告をする濱田州博学長

【第二部】
 第二部では懇親会が行われ、本学同窓会連合会の神田代表より乾杯の御発声をいただきました。懇親会では各テーブルで司会役が決まっており、ほとんど初対面同士でありながらスムーズに懇談ができるよう、工夫がなされています。各々の自己紹介や近況の報告、学生時代の思い出など、どのテーブルでもかなりの盛り上がりを見せていました。
 また、今年も信州大学交響楽団のミニコンサートがあり、現役の学生4名が参加して、演奏を披露してくれました。モーツァルト「Ob四重奏1楽章」、QEEN「Don't Stop Me Now」、葉加瀬太郎「エトピリカ」の演奏に、会場は大いに盛り上がりました。農学部生産のジャムを景品とした抽選会が行われた後,春寂寥の合唱で、より一層「信大」のつながりを深めました。
 最後に、一同揃っての記念撮影を行い、盛会のうちに散会となりました。
DSC_6397.JPG神田代表乾杯ご挨拶

DSC_6423.JPG信州大学交響楽団によるミニコンサートの様子

DSC_6478.JPG記念撮影

来年は令和3年1月30日(土)に、アルカディア市ヶ谷で開催される予定です。今年参加できなかった方も、来年は是非ご参加ください。このホームページでも詳細が決まり次第、188bet体育_188bet备用网址いたします。