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総合理工学系188bet体育_188bet备用网址科工学専攻物質化学分野2年の上田瑞稀さん(手嶋?林?山田188bet体育_188bet备用网址室)が、2023年5月18～19日に慶應義塾大学日吉キャンパスでハイブリッド開催された2023年度日本材料科学会主催の学術講演大会で、若手奨励賞(ポスター発表の部)を受賞しました。

本学会は、材料科学に関する188bet体育_188bet备用网址を広く扱う国内会議であり、今年度は計27件のポスター発表の中から3名が受賞しました。

上田瑞稀さんの受賞題目は「フラボノイドを含むCuZnAl層状複水酸化物結晶の新規合成と抗菌剤としての効果」です。水中に媒介する細菌の安全で効率的な除去を目指し、層状無機結晶のCuZnAl層状複水酸化物の層間に、天然有機物質のフラボノイドを挿入し、その抗菌特性を調査しました。その結果、フラボノイドと層状複水酸化物の相乗効果により、グラム陽性菌とグラム陰性菌に対して高い除去効率を示すことを明らかにしました。合成した無機／有機ハイブリッド材料は、水質浄化アプリケーションの代替材料として有望であることを示しました。