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  1. 韓国の全北大学が信州大学を訪問
国際交流
2024年2月27日(火)

韓国の全北大学が信州大学を訪問

 2024年2月5日、韓国の全北大学(Jeonbuk National University)より同大学Institute for Conflict Management and Local InnovationのHa Dong Hyun准教授とKim Su Yong 188bet体育_188bet备用网址員が松本キャンパスを訪問し、信州大学による地域人材育成の取り組みについてのヒアリングや大学の地域貢献に関する教職員との意見交換を行いました。信州大学からは、林靖人副学長(エンロールメント?マネジメント担当)やリサーチアドミニストレーション室の大庭竜太准教授(国際学術188bet体育_188bet备用网址支援担当)などが出席しました。

 日本の大学等における地域人材育成を推進する枠組みとしては、文部科学省が平成25年度より「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」を実施し、その後、同事業は平成27年度からの「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」、令和2年度からの「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」に継承、展開されています。信州大学は、これらのすべての事業で採択を受け、長野県内の自治体や企業等と連携し、地域で活躍する人材の育成や地域の持続可能な発展に向けた取り組みを継続してきました。信州大学の取り組みは、これらの事業において極めて高い評価(S評価を含む)を受けています。また、信州大学は、日本経済新聞社による「大学の地域貢献度に関する全国調査」のランキングでも毎回トップランク(最新の2022年度の調査結果では、全国の国立大学で1位)に位置しており、地域貢献度の高い大学としてのイメージが定着しつつあります。

 全北大学のメインキャンパスは、韓国南西部、全北特別自治道の全州市に位置し、首都ソウル市からは、高速鉄道で約2時間の距離にあります。近年、韓国においても少子化?高齢化や地域間格差の拡大が進行し、地方創生が重要な政策課題として議論されるなかで、その担い手となる人材を育成?輩出する地方大学の役割に大きな期待が寄せられているということです。本年度、全北大学は、産学官連携による地方大学のイノベーション促進および地域との一体的な発展を掲げる韓国教育部の補助事業である「グローカル大学30」に採択されました。今後、同事業によるプログラムを推進する上で、信州大学の取り組みは重要な参考事例になるということであり、今回の訪問では、約2時間にわたり、熱心なヒアリングが行われました。また、当日は、今後の国際学術交流についても、活発な意見が交わされました。

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意見交換の様子

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記念撮影