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松本平ゼロカーボン?コンソーシアム 第7回定例フォーラムを開催

2023年09月25日(月) [活動報告]





松本平ゼロカーボン?コンソーシアムの第7回定例フォーラムが、9月19日に松本市役所にて開催されました。


基調講演には東北大学大学院工学188bet体育_188bet备用网址科の中田俊彦教授をお招きし、「脱炭素をドライブさせるエネルギーデザインの理論と実践」をテーマにご講演いただきました。海外での動向と日本の現状を踏まえ、電気自動車のエネルギー消費、地域のエネルギーシステムデザインに向けた地域エネルギーデータの活用方法などについて、分かりやすくご教授いただきました。
特に地域エネルギーデータについては、中田教授の188bet体育_188bet备用网址室が開発、運用をされている地域エネルギー需給データベース(https://energy-sustainability.jp)を用いて、コンソーシアム参加自治体の現在のエネルギーフローと導入可能な再生可能エネルギー量、潜在的に利用可能な再生可能エネルギー導入後の比較がなされ、松本平のエネルギーの現状と今後の実践について視覚的に検討ができました。


続いて会員からの報告では、コンソーシアム会員の日本電気株式会社、関東経済産業局、安曇野市、長野県より、現在のゼロカーボンに向けた取組等の情報を共有いただき、取組の成果をより高めるための意見交換も行われました。


松本平ゼロカーボン?コンソーシアム(https://mzcc.jp/)は、松本市長と信州大学長が発起人となり、脱炭素社会づくりに向け松本地域の産学官の力を結集させ、地域性と事業性とが両立したエネルギー自立地域の形成が促進される事業の展開を支援するために2022年に設立されました。
現在は120を超える団体が会員として所属しています。今後も更なる活動を計画しており、第8回定例フォーラムは11月13日に信州大学旭総合188bet体育_188bet备用网址棟で行われる予定です。